おなかだけでなく、身体との全体に働きかけるチネイザン

チネイザンは、漢字で「氣内臓」と書きます。チネイザンはマッサージではありません。
マッサージは、凝ったところや痛みがあるところをほぐすものですが、凝ったり痛かったりするには理由があるはずです。その理由を無視してほぐしたり、動かしたりすることは良いはずがありません。もっと深く、慎重に、お腹と同調しながら向き合うのがチネイザンです。

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チネイザンとは?どんな技術?

東洋では昔から内臓と感情には密接な関係があると考えられてきました。

チネイザンでは、おへそから始まってお腹全体にタッチしていきますが、陰陽五行思想をベースに身体全体を扱っていきます。大腸、小腸、肝臓、腎臓、膵臓、脾臓、心臓、肺、卵巣、皮膚、筋膜、骨などにもアプローチしていきます。

お腹に優しくタッチして内臓に働きかけることで、感情のバランスが整い、心身の生命力が高まります。

臓器は個別に存在しているのではなく、お互いに繋がって生きているということが実感できます。

本物のチネイザンを体験すると、心と身体は、私たちが思っているよりも、強く繊細で神秘的な力を持っていることに気づくでしょう。

“自律神経”を乱す負のスパイラル

自律神経を乱す原因は様々ありますが、その代表的なものとして過度なストレスが挙げられます。過度なストレスを受け続けると交感神経が優位な状態となり、前述の通り副交感神経とのバランスを崩すことで、臓器の機能不全の引き起こすことになります。

同時に、興奮状態の交感神経は血管を収縮させ、脳が受けたストレス情報が神経線維に伝わり筋肉を緊張させ、血行不良を招くことで筋肉のコリや痛みを招きます。

そうしたコリや痛みは、身体の構造的なバランスを欠く原因にもなり、それを補完するために更に慢性的な筋肉の緊張が起こり、休息すべき時にも筋肉活動状態が続き、活動(交感神経)と休息(副交感神経)の入れ替わりがうまくいかなくなります。そして、慢性的な筋緊張とこれに派生するコリや痛みが更に一種のストレスとなり、ストレス⇨筋緊張⇨自律神経の乱れ⇨ストレスという負のスパイラルに陥るのです。

身体の内側と外側の両面からアプローチ 

泣いている赤ちゃんや不機嫌な子供のお腹を優しく撫でていると、自然に落ち着いて、気持ち良さそうに眠ってしまうことがありますが、チネイザンの原点はそこにあります。優しくお腹に触れられると、大人も子供も動物も自然に気持ちがほぐれていきます。

一方、手技療法では、筋肉に直接アプローチすることでコリをほぐし痛みを和らげ、身体的な疲労回復やリラクゼーションに導きます。

ka-na-meでは、これら両面からのアプローチで自律神経の乱れを整え、心身を正常な状態に導きます。

チネイザンの意義

効果

一般的にチネイザン(氣内臓セラピー)に期待される効果は以下の通りです。

  • 臓器全般の機能向上
  • 便秘や下痢など便通の改善
  • 肩こりや腰痛など肉体的な痛みの軽減
  • 疲れやすさ, だるさの軽減
  • 生理痛, 生理不順, 更年期症状の緩和
  • むくみ, 冷えの緩和
  • 自分に相応しい体重への変化
  • 心身のストレス緩和, 深いリラクゼーション, 安心感
  • 不眠解消, 感情の安定, 集中力・気力の向上

チネイザンを体験すると、心身の底から生命力が湧き出てくるのを感じ、思いがけない変化や発見があります。その変化の現われ方も多岐にわたり、個人差もあります。反応がすぐに出る方もいれば、しばらく時間がかることもあり、また、数日間続くこともあります。
チネイザンは、本来に自分、新しい自分に出会えるセルフヒーリングでもあります。
チネイザンは、海外のビジネスやスポーツ、ファッション業界などの第一線で活躍する人たちから支持されていて、有名リゾートやスパでも求められている施術です。
チネイザンの魅力は、リラクゼーションだけでなく、自己発見と自己改革を体感できるところにあります。